2018年7月から9月に「現状価格」を集計
株式会社東京カンテイは、2018年12月18日、京王相模原線の駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとに、同線の駅ごとに平均坪単価を算出したもの。「現状価格」の集計は、2018年7月から9月までの3ヵ月間に行われている。
坪当たりの平均価格は120万円
京王相模原線は、路線距離が22.6キロに達しており、京王線支線の中では長い。同線の列車は、そのほとんどが京王線に直通し、新宿駅や都営新宿線方面への乗り換えが不要という利点も持つ。そのため東京カンテイが行った今回の発表において同線は、全体としては概ね上昇傾向を見せた。
同線(調布駅~橋本駅)における坪当たりの平均価格は今回、120万円をマーク。1年前に比べると、額としては7万円、比率としては6.0%上昇した形となっている。事例数は1954件となり、前年より149件増加。平均築年数は23.6年であり、平均専有面積は75.53平方メートルとなった。
最高値はマークしたのは、調布駅
調布駅~橋本駅間内において今回最高値はマークしたのは、調布駅の195万円。前期から上昇幅が拡大しており、平均坪単価は200万円に迫る勢いを見せた。東京カンテイは、橋本駅が2桁の上昇を見せた点にも、注目している。
同社はまた、事例数が200件を超える京王氷山駅と京王多摩センター駅、そして南大沢駅が下落したこも指摘。3駅は、いずれも平均坪単価が100万円を下回っている。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/京王相模原線 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/543