全国保証社およびZBB社と共同で
株式会社ナレッジコミュニケーションは、2018年12月12日、AIとブロックチェーンを活用した住宅ローン審査手法についての研究を開始すると発表した。
ナレッジコミュニケーションは、クラウドインテグレーションサービスを提供している企業。この研究は、全国保証株式会社(以下「全国保証社」)およびZEROBILLBANK JAPAN株式会社(以下「ZBB社」)と同社が共同で実施するもの。
『ナレコムAI』を用いてモデル構築
全国保証社は、住宅ローン保証を中心として信用保証事業を全国的に展開し、金融機関と住宅購入希望者を結びつける役割を果たしている企業。ZBB社は、ロックチェーン技術を活用した企業トークンを発行・管理する「ZBB CORE」を開発・提供するスタートアップ企業。
同研究では、全国保証社の保有データと審査ノウハウを、ナレッジコミュニケーションのクラウドAI活用基盤『ナレコムAI』を用いてモデル構築する。また、ZBB社の『ZBB CORE』を利用して、秘匿性が高いAI審査スキームも実現。外部APIから取得するクレジットカード情報や銀行口座情報も、AI審査に活用するという。
かつてない審査の仕組みの構築を目指す
3社は今後、従来の審査に影響を与えているデータの分析および審査について自動化を図り、かつてない審査の仕組みの構築を目指すとしている。また、データ群を安全な流通を実現することで、事業者間で利活用できるサービスの提供も企図。顧客体験も向上させる取り組みを推進するとしている。
株式会社ナレッジコミュニケーション
http://www.knowledgecommunication.jp/全国保証、ナレコム、ZBBが、AIとブロックチェーンを活用した住宅ローン審査手法について研究を開始 - PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/