首都圏中古マンション価格、72か月連続で上昇-東日本レインズ

東日本不動産流通機構（東日本レインズ）は1月15日、2018年12月度の「月例速報 Market Watch サマリーレポート」を公表した。

これによると首都圏中古マンションの成約件数は、対前年同月比0.8％減の2,987件。成約平米単価は0.9％上昇の52.41万円、成約価格も1.8％上昇の3,380万円と、ともに2013年1月から72か月連続での上昇となった。

エリア別の成約件数は東京都区部、多摩、埼玉県が前年比で減少したが、神奈川県他は6か月連続で増加している。成約平米単価は東京都区部が75か月ぶりに下落へと転じた。しかしそれ以外のエリアでは前年同月を上回った。

首都圏中古戸建の成約件数は、前年比7.3％増の1,099件。11か月連続で上昇している。成約価格は0.5％増の3,151万円と、ほぼ横ばいだが4か月ぶりの上昇となった。

エリア別の成約件数は、東京都区部を除く全エリアが前年比で増加。このうち神奈川県他は5か月連続、千葉県は4か月連続での増加となった。成約価格は全エリアが上昇しており、埼玉県が7か月連続で上昇傾向を維持している。




月例マーケットウオッチ：2018(平成30)年12月度 - 公益財団法人 東日本不動産流通機構
http://www.reins.or.jp/mw_201812_summary.pdf