公的遊休地の情報をもっと探しやすく
アットホームは1月9日、空き家・空き地のマッチングサイト「全国版空き家・空き地バンク」にて、公的不動産の情報公開を開始したと発表した。
近年、人口減少や財政的な問題などを理由に遊休状態となっている廃校や職員宿舎、公有地などの公的不動産(PRE)が増えており、有効活用の道が模索されている。
しかし、これらの情報は各地方自治体が別々に公開しているため情報が集約されておらず、検索が困難であることなどから、思うように活用へとつながらないのが現状だ。
アットホームはこのような課題を解決するため、「全国版空き家・空き地バンク」内において、全国の地方自治体が公開を希望する公的不動産情報を集めた「公的不動産(PRE)物件情報」を開設。各地の公的遊休地の情報を一元的に集約することで、利便性の高い検索が可能になった。
「全国版空き家・空き地バンク」とは
「全国版空き家・空き地バンク」は、空き家・空き地などの情報と消費者ニーズのマッチングさせるためのWebサイト。
国土交通省が空き家・空き地等の流通活性化への取り組みとして公募したもので、アットホームもこの事業に選定され、サイトの運営を行っている。
アットホームは
今後も国土交通省や地方自治体と連携し、PREをはじめとした空き家・空き地等遊休不動産の流通促進と地域の活性化のために尽力してまいります
(プレスリリースより)
と述べている。
アットホーム株式会社のプレスリリース
https://athome-inc.jp/archives/2854