下井草駅~東村山駅間における動向を明らかに
株式会社東京カンテイは、2019年1月8日、プレスリリース『駅別中古マンション価格/西武新宿線2』を発表した。
このリリースは、西武新宿線沿線における駅ごとの中古マンションの平均坪単価を算出し発表するリリースの第2弾。同線の下井草駅~東村山駅間における動向を、明らかにしている。
最高値をマークしたのは下井草駅の206万円
『駅別中古マンション価格/西武新宿線』では、東京カンテイのデータベースに登録された中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、駅ごとの平均坪単価を算出。「現状価格」は、2018年7月から同年9月までのデータから集計されている。
今回発表された下井草駅~東村山駅間において最高値をマークしたのは、下井草駅の206万円だった。また東京カンテイは、上石神井駅が6%台の上昇で好調を維持したことにも注目。上昇幅こそ前期より縮小したものの、築浅でファミリー向けの物件は増加しており、平均築年数も20年を下回った点を指摘している。
武蔵関駅以西は下落トレンド
さらに東京カンテイは、武蔵関駅以西が下落トレンドである点にも着目。武蔵関駅と西武柳沢駅が築年の上積みから下落に転じ、花小金井駅が前期の2桁上昇から減少へ転じた点を、指摘している。
周辺駅が下落に転じる中、田無駅は横ばいとなった。事例数は2年前から倍増して329件に達し、前期と比較しても約120件の増加をマーク。取引は好調であり、ファミリー向けの需要の底堅さが窺えると、同社は考察している。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格 / 西武新宿線2 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/546