『ジャパン キャピタル フロー』速報版
ジョーンズ ラング ラサール株式会社(以下「JLL」)は、2019年1月22日、2018年における日本の商業用不動産投資を分析したレポート『ジャパン キャピタル フロー(Japan Capital Flows)』の速報版を発表した。
同社は、不動産に関わる全てのサービスをグローバルに提供している総合不動産サービス企業。
第4四半期に減速、年間投資額を押し下げた
今回発表された『ジャパン キャピタル フロー』速報版によると、2018年における日本の商業用不動産投資額は、3兆9010億円となった。この額は、前年額と比較すると6%のマイナスに相当する。JLLは、第3四半期までは2017年を上回るペースで投資額は推移していたが、第4四半期には大きく減速した点を指摘。年間の投資額を押し下げたと考察している。
その一方で、私募ファンド・不動産会社による500億円以下の取引額については、前年比で同程度の水準を維持。また、全体としての不動産投資件数も前年と同水準にあり、利益確定や資産入れ替えによる物件供給も見られる点を、同社は指摘。投資額の減少は一時的なものになると、予測している。
世界80ヵ国で事業を展開
JLLは、2018年9月30日現在で従業員約88000名を擁し、世界80ヵ国で事業を展開している。不動産市場を再考し、顧客のアンビション実現を支援する不動産の機会やスペースを提供し続けている。
なお『ジャパン キャピタル フロー』は、2月初旬に発行予定。
(画像はプレスリリースより)
ジョーンズ ラング ラサール株式会社
https://www.joneslanglasalle.co.jp/速報:日本の商業用不動産投資額 2018年通年 - PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/