平米単価は6年連続で上昇
東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は1月22日、「首都圏不動産流通市場の動向(2018年)」を発表した。
これによると2018年における中古マンションの成約件数は、前年比0.3%減の3万7,217件。4年ぶりに前年を下回ったものの、3年連続で
3万7,000件台の高水準を維持している。
成約物件平米単価は、前年比3.2%上昇の51.61万円。6年連続で上昇を続けており、この6年間の上昇率は35.1%に上る。成約物件価格も6年連続で上昇しており、3,333万円となっている。
また、新規登録件数は前年比6.7%増の20万6,901件。過去最高記録を更新した。
戸建住宅は経年化が進む
中古戸建住宅の成約件数は、0.2%減の1万2,718件。微減ながら、2年連続で前年を下回った。
成約物件価格は首都圏平均で、前年比2.3%上昇の3,142万円。4年連続で上昇している。
成約物件の平均土地面積は、前年比1.3%縮小の145.76平米。建物面積は0.1%拡大の105.82平米。平均築年数は21.11年(前年20.99年)と、経年化の進行が顕著である。
(画像はプレスリリースより)
首都圏不動産流通市場の動向(2018年) - 公益財団法人東日本不動産流通機構
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/sf/sf_2018.pdf