空き家を活用したいけど資金不足の問題を解決
阪急阪神不動産は2月8日、「阪急阪神の空家サポート」にて、新たなサービスとして「資金調達」の提供を開始した。
「阪急阪神の空家サポート」とは、主に阪急・阪神沿線の空家を対象に、管理から売却、賃貸管理、リノベーションなどをワンストップで提供するサービス。
そして今回新たに加わった「資金調達」は、空家の解体やリフォームなどに必要な資金調達を可能にするためのメニューである。
池田泉州銀行のリバースモーゲージ融資を活用
「資金調達」で池田泉州銀行と連携し、池田泉州銀行が提供している「リバースモーゲージ」融資を活用するもの。
リバースモーゲージとは持ち家を担保としたローンだが、毎月利息分のみの返済を行うのが特徴だ。元金は契約者が死亡した場合などに、担保となっている持ち家を売却して一括返済する。
現在、空家サポートサービスに対するニーズは高いものの、資金不足で利用を断念する人も多い。リバースモーゲージは資金調達が困難な、高齢者向けの融資サービスとして注目されている。「資金調達」メニューでリバースモーゲージ融資を導入することで、空家サポートサービスの利用者を増やすのが狙いだ。
阪急阪神不動産は、池田泉州銀行との連携を機に、
阪急・阪神沿線の空家対策をサポートし、地域の活性化に貢献するとともに、更なるビジネスチャンスの獲得を目指します
(プレスリリースより)
と述べている。
阪急阪神不動産株式会社のプレスリリース
https://www.hhp.co.jp/data/pdf/2_358.pdf