売り希望価格をもとに、平均坪単価として算出
株式会社東京カンテイは、2019年3月12日、日暮里・舎人ライナーと埼玉高速鉄道の駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、東京カンテイのデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとにして、平均坪単価として算出されたもの。「現状価格」については、2018年10月から12月までの3ヵ月間に集計を行っている。
日暮里・舎人ライナーの平均価格、204万円
日暮里・舎人ライナー(日暮里駅~見沼代親水公園駅)沿線の中古マンション平均価格は、坪当たり204万円となった。前年と比較すると、価格で3万円、比率では1.2%の上昇を見せている。事例数については、前年より71件増えて578件をマーク。平均築年数は、前年の18.3年から20.2年となっている。
同区間において最高値をマークしたのは、日暮里駅の253万円。同駅は、前期から5%台の上昇を達成しており、価格では14万円上昇したことになる。一方、日暮里駅と共に同線事例数の約6割を占めた西日暮里駅は、築古事例の割合が増加。前年の238万円から229万円へと下落している。
川口元郷駅の堅調ぶりに注目
埼玉高速鉄道(赤羽岩淵駅~浦和美園駅)沿線の中古マンション平均価格は、坪当たり129万円となっている。前年度と比較すると、価格で1万円、比率では0.5%の上昇を見せた。事例数は797件となり、前年より18件増加。平均築年数は、前年の17.0年から19.0年となった。
同区間において最高値を示したのは、赤羽岩淵駅の214万円。東京カンテイは、3%台の上昇を達成して取引事例も200件超を維持した川口元郷駅の堅調ぶりに、注目している。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/日暮里・舎人ライナー、埼玉高速鉄道 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/574