部屋探しを始めた理由のトップは「結婚」
マーケティングリサーチを手がけるクロス・マーケティングは2月26日、「賃貸物件の部屋探しに関する調査」の結果を発表した。自分で部屋探しをして賃貸物件に引っ越しをした経験がある全国の20~69歳の男女1,000人を対象にしたもの。
調査結果によると、部屋探しのきっかけのトップは「結婚」の28.2%。次いで「入学・進学」の24.6%、「就職」の21.3%と続き、ライフステージの変化が部屋探しのきっかけとなっているケースが多い。
男女比の違いをみると、男性は「転勤」が女性に比べて6.8ポイント高く、女性は「結婚」が男性に比べて13.6ポイント高い。
女性の50.2%が「バストイレ別」を希望
部屋探しの方法では「不動産会社の店舗に行った」が63.2%。2位の「物件検索のWebサイトを見た」の30.3%の倍以上となっている。
また、近年注目を集めている「動画内見・オンライン内見」については、動画内見が12.0%、オンライン内見が11.8%と、1割程度にとどまっている。
現状、「動画内見・オンライン内見」の利用者数は多くはないが、利用者の82.7%「参考になった」と回答しており、満足度は高いようだ。
また部屋探しにおいて、譲れない設備・サービスでは「バストイレ別」が42.2%で最多だった。次いで「エアコン」35.1%、「室内洗濯機置き場」26.6%と続く。特に女性の50.2%が「バストイレ別」を希望しており、この他の設備やサービス項目でも男性に比べて、こだわる傾向がみられた。
(画像はプレスリリースより)
株式会社クロス・マーケティングのプレスリリース
https://www.cross-m.co.jp/news/release/20190226.html