総合不動産サービス大手JLLの日本法人
ジョーンズ ラング ラサール株式会社(以下「JLL」)は、2019年4月11日、日本における不動産投資・売買仲介部門のサービス体制を強化すると発表した。
同社は、総合不動産サービス大手JLLの日本法人。今回発表された強化では、日本キャピタルマーケット事業部長へ根岸憲一氏が就任し、またJLLグローバルキャピタルマーケットボードチェアマンであるアーサー・ドゥ・ハースト氏が日本へ拠点を移している。
日本が「セーフヘイブン(安全な投資先)」である
JLLの調査によると、2017年には154億米ドルだった東京の商業用不動産投資額は、2018年には179億米ドルに増加。この動きについて、JLLのアジアパシフィックキャピタルマーケットCEOであるスチュアート・クロウ氏は、日本が「セーフヘイブン(安全な投資先)」であることを示唆。海外投資家は日本の不動産市場へ高い関心を持っていると、考察している。
こうした状況においてALL日本キャピタルマーケット事業部長へ就任した根岸氏は、不動産ファイナンスおよび不動産デベロップメント・リーシングに30年近く従事してきた人物。根岸氏は、日本の不動産市場と世界中の資本との橋渡し役として、国内外の投資家とビジネスができることを、楽しみにしているという。
アンビション実現を支援する機会を提供
日本へ拠点を移したハースト氏は、グローバル規模での不動産投資戦略の構築や実行をてがけると共に、日本の機関投資家による海外投資も支援してきた人物。ハースト氏は東京について、世界的にも規模が大きく、流動性が高い市場であると評価している。
JLLは今後も、クライアントのアンビション実現を支援する不動産の機会やスペースを提供し、よりよい明日を築くとしている。
日本における不動産投資・売買仲介部門のサービス体制を強化 - ジョーンズ ラング ラサール株式会社
https://www.joneslanglasalle.co.jp/