登録された売り希望価格をもとに算出
株式会社東京カンテイは、2019年5月28日、JR総武線の四ツ谷駅~小岩駅間における駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとに算出されたもの。同社は総武線について、三鷹駅~信濃町駅間の駅別中古マンション価格も2019年5月21日に発表している。
262万円をマークしている錦糸町
総武線の四ツ谷駅~小岩駅間において、中古マンションの坪当たり平均価格が最高値をマークしたのは、417万円の四ツ谷駅だった。同駅エリアは、好調ぶりを示しており、築浅物件の増加によって2桁の上昇も達成。ファミリー向け物件の割合が高い点にも、東京カンテイは着目している。
同社はまた、錦糸町駅と亀戸駅にも注目。両駅エリアは、40平米台の広めなカップル向け物件が中心となっており、事例数は今期も400件を突破。特に錦糸町駅エリアは、平均築年数が20年未満で推移しており、今期は6%台の反転上昇によって262万円をマークしている。
下落基調となった市ヶ谷駅エリア
一方、市ヶ谷駅エリアは下落基調となった。今期は4%の下落となり、平均坪単価は340万円をマーク。前期と比較すると下落幅が拡大しており、2年前と比較すると26万円下落した形となっている。
なおJR総武線全線(千葉駅~三鷹駅)における中古マンションの平均価格は、205万円となっている。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/JR総武線2 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/604