東京都の5月の着工数は1万340戸
東京都は7月4日、2019年5月の新設住宅着工統計を公表した。
これによると、5月の東京都内における新設住宅着工戸数は1万340戸だった。前年同月に比べて分譲、持家、貸家ともに減少しており、全体で21.5%減と、2か月連続での減少となった。
利用関係別でみると、持ち家の着工戸数が1304戸。前年同月比3.8%減で、2か月連続の減少である。貸家は4446戸で、前年同月比30.2%減。こちらも2か月連続での減少となっている。
分譲住宅は4535戸だった。前年同月比で8.2%減少しており、2か月連続での減少となった。分譲住宅の内訳をみると、マンションが2800戸。前年同月比10.4%減となり、2か月連続で減少している。一戸建ては1677戸。前年同月比4.7%減で、3か月連続での減少となった。
市部のみ増加、他のエリアは減少
地域別の着工数をみると千代田区、中央区、港区の都心3区の着工戸数は301戸。前年同月比70.2%減で、3か月振りに減少へと転じた。
千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、江東区、渋谷区、豊島区の都心10区は、2324戸。前年同月比37.7%減で、4か月振りの減少となった。
東京23区全体では、7552戸。前年同月比29.3%減と、こちらも4か月振りの減少。市部は2748戸。前年同月比12.1%増と、2か月振りの増加となった。
東京都のプレスリリース
http://www.metro.tokyo.jp/