中古マンション成約価格6.6%上昇の3693万円
東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は10月12日、「月例速報 MarketWatchサマリーレポート(2020年9月度)」を発表した。
レポートによると9月の首都圏における中古マンションの成約件数は、前年同月比7.3%減の3328件。先月のプラスから、再び減少へと転じた。
地域別でも全エリアで成約件数が減少しており、「多摩」は前年比10.6%減と、2ケタの減少を示した。
成約平米単価は前年同月比4.1%上昇の54万9800円となり、5か月連続で前年同月を上回った。成約価格も6.6%上昇の3693万円。こちらは4か月連続で、前年同月を上回っている。
地域別の成約平米単価は先月に引き続き、すべての地域が前年比で上昇。なかでも「東京都区部」と「多摩、神奈川県他」は、5か月連続のプラスとなった。
中古戸建住宅の成約価格は2.5%上昇の3168万円
9月における中古戸建住宅の成約件数は、前年同月比3.9%増の1303件。3か月連続で増加している。
地域別の成約件数では、「東京都区部」と「神奈川県他」を除く各地域が前年比で増加。「埼玉県」は前年比で2ケタ増、千葉県は4か月連続のプラスとなった。
成約価格は前年同月比2.5%上昇の3168万円。2か月連続で前値同月を上回っている。
地域別の成約価格をみると、「東京都区部」と「神奈川県他」を除く各地域が前年比で上昇。「多摩」と「千葉県」は、前年比で2ケタ上昇を示した。
(画像は「月例速報 MarketWatchサマリーレポート(2020年9月度)」より)
月例速報 Market Watch サマリーレポート(2020年9月度)| 公益財団法人東日本不動産流通機構
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/mw_202009_summary.pdf