発売戸数は26.2%の減少
不動産経済研究所は10月20日、2020年年度上半期(2020年4月~9月)における「首都圏・近畿圏マンションの市場動向」を発表した。
このうち首都圏のマンション市場動向をみると、上半期におけるマンション発売戸数は、前年同期比26.2%減の8551戸だった。
地域別では都区部は同33.9%減の3724戸。都下は同33.7%減の823戸。神奈川県は同24.7%減の1953戸。埼玉県は同29.5%減の988戸。千葉県は同21.0%増の1363戸となっている。
首都圏全体の契約率は、同5.6ポイント上昇の70.2%だった。
地域別でみると、都区部は同3.1ポイント上昇の69.5%。都下は同9.3ポイント上昇の58.7%。神奈川県は同12.1ポイント上昇の77.0%。埼玉県は同6.0ポイント下落の58.0%、千葉県は同6.2ポイント上昇の78.4%だった。
神奈川県と千葉県が牽引し、上昇率の目安である70%をわずかに上回る結果となった。
首都圏の平均価格は6085万円
首都圏全体の平均価格は、前年同期比1.3%上昇の6085万円。
地域別では、都区部が同4.4%上昇の7421万円。都下は同4.1%下落の5505万円。神奈川県は同7.8%上昇の5537万円。埼玉県は同3.6%下落の4534万円。千葉県は同6.3%上昇の4686万円だった。
首都圏全体の平米単価は、同3.3%上昇の93万1000円となっている。
地域別では、都区部が同9.7%上昇の121万9000円。都下は同1.2%上昇の84万7000円。神奈川県は同7.4%上昇の81万6000円。埼玉県は同1.2%上昇の68万2000円。千葉県は同3.9%上昇の63万9000円だった。
(画像はプレスリリースより)
株式会社 不動産経済研究所のプレスリリース
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