首都圏は1.5%プラスの3,801万円
東京カンテイは12月21日、2020年11月の「三大都市圏・主要都市別/中古マンション70平方メートル価格月別推移」を発表した。
同社が保有する中古マンションの“売り希望価格”を、70平方メートル当たりの価格に換算し、わかりやすく示したデータである。
これによると首都圏の中古マンション価格は前月比1.5%上昇の3,801万円となり、3か月連続で上昇。前年同月比では、2.8%の上昇となった。
エリア別でみると、東京都は前月比1.6%上昇の5,326万円で、5か月連続の上昇。神奈川県は、同2.3%上昇の2,916万円。千葉県は、同3.0%上昇の2,179万円。埼玉県は、同1.5%上昇の2,321万円。全エリアでプラスとなった。
近畿圏も反転上昇し2,471万円
近畿圏も、前月比0.8%上昇の2,484万円。先月の下落から反転し、直近の最高値である9月の2,471万円を上回った。
大阪府が同0.6%上昇の2,653万円、兵庫県が同0.6%上昇の2,177万円と、主要エリアが軒並み強含んだのが、価格上昇の要因と考えられる。
中部圏は同0.8%上昇の1,950万円。愛知県は同0.1%上昇の2,060万円と、わずかに強含んだ。
(画像はプレスリリースより)
株式会社東京カンテイのプレスリリース
https://www.kantei.ne.jp/report/c202011.pdf