中古マンション平均価格は3048万円
不動産流通推進センターは12月10日、2020年11月の「指定流通機構の物件動向」を発表した。全国の指定流通機構から成約報告があった売買取り引き事例のうち、中古住宅に関するデータを集計したものである。
物件動向によると、11月における中古マンションの成約価格は、前年同月比6.71%上昇の3048万円、成約平米単価は同3.99%上昇の44万8500円だった。成約価格・成約平米単価ともに、6か月連続で前年同月を上回っている。
専有面積は同2.08%増の68.76平米で、6か月連続での増加。
築年数は同1.18%増の23.20年となった。こちらは3か月連続で前年同月を上回っている。
中古戸建住宅の平均価格は2358万円
中古戸建住宅の成約価格は、前年同月比4.91%上昇の2358万円となり、5か月連続で前年同月を上回った。
建物面積は同0.32%減の113.50平米となり、3か月振りのマイナス。土地面積は同0.84%減の196.76平米で、2か月連続で前年同月を下回っている。
築年数は同0.32%減の25.29年。ほぼ横ばいながらも、4か月連続のマイナスとなった。
(画像は、指定流通機構の物件動向-令和2年11月より)
指定流通機構の物件動向(令和2年11月)-公益財団法人 不動産流通推進センター
https://www.retpc.jp/