発売戸数前年同月比7.1%増
不動産経済研究所は2月18日、2021年1月度の「首都圏のマンション市場動向」を発表した。
これによると1月に首都圏にて発売された新築マンションは、前年同月比7.1%増の1325戸。2か月連続での増加となった。
地域別の発売戸数をみると、東京23区が前年同月比30.6%減の1074戸、都下が同53.4%減の146戸。神奈川県は同113.5%増の380戸。埼玉県は同167.8%増の158戸。千葉県は同132.7%増の288戸。なお首都圏における、東京都全体の販売シェアは42.2%だった。
新規発売戸数に対する契約率は、同4.9ポイント上昇の68.1%となった。
マンション平均価格は30.6%下落
1戸当たりの平均価格は、前年同月比30.6%下落の5824万円。平米当たり単価は、同31.0%下落の87.1万円だった。
地域別の平均価格をみると、東京23区が同24.6%下落の7926万円、都下が同6.9%下落の4858万円。神奈川県は同1.6%上昇の5071万円。埼玉県は同10.7%上昇の4788万円。千葉県は同12.7%上昇の4580万円。
即日完売物件は、横浜市鶴見区の「サンリヤン横浜鶴見ブランシエラ 1期」(平均価格4701万円)の、1物件30戸だった。
なお2021年2月の発売戸数は、1500戸の見込みである。
(画像はプレスリリースより)
株式会社不動産経済研究所のプレスリリース
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