JR総武線「三鷹」駅~「信濃町」駅の坪単価を発表
東京カンテイは4月27日、「駅別中古マンション価格/JR総武線(1)」を発表した。
同社のデータベースに登録されたファミリー向け中古マンションの売り希望価格をもとに、同線の駅エリアごとの平均坪単価を算出したもの。集計期間は、2020年12月~21年2月。
なお今回発表されたのは、JR総武線のうち「三鷹」駅~「信濃町」駅の区間のデータである。
最高値は「代々木」駅の355万円
JR総武線全エリア(「三鷹」駅~「千葉」駅)における中古マンションの坪平均価格は、前年同期比3.3%上昇の219万円となった。
今回の発表区間である「三鷹」駅~「信濃町」駅り価格動向は、前年に比べて“横ばい”もしくは“やや上昇”といった傾向がみられる。
区間内で坪単価が最高値となったのは、「代々木」駅の355万円で、前年比で3.7%の上昇となった。
このほか前年区と比べて価格変動率が高かったのは、10.3%上昇「高円寺」駅(坪単価256万円)、7.7%上昇の「三鷹」駅(同271万円)、3.4%上昇の「中野駅」(同271万円)。いずれの駅も、ハイグレード物件が複数発生したことが要因と考えられる。
逆に「東中野」駅(同272万円)は2.5%のマイナスとなり、今回の区間で唯一坪単価が下落した。平均築年数が前年の26.2年から32.1年と、築古化が進んだことが影響した。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/JR総武線(1) - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/879