発売戸数、東京23区が前年同月比で71.3%と大きく増加
9月14日、不動産経済研究所が8月度の「首都圏のマンション市場動向」を発表した。これによると8月の首都圏におけるマンションの新規発売戸数は、前年同月比6.9%増の2,101戸。2か月連続での増加となった。
地域別の発売戸数は東京23区が前年同月比71.3%増の1,067戸。都下は35.9%増の208戸で、東京都全体のシェアは60.7%を占める。
神奈川県は38.0%減の383戸、埼玉県は8.9%減の319戸、千葉県は44.1%減の124戸だった。
月間契約率は 68.2%
新規発売戸数に対する契約戸数は1,432戸。月間契約率は前月比3.7ポイント下落、前年同月比1.6ポイント上昇の68.2%となっている。
地域別の契約率は東京23区が72.4%、都下が65.4%、神奈川県が72.8%、埼玉県が47.3%、千葉県が75.8%だった。
1戸当たりの平均価格は、5,794万円。前月比では11.7%下落、前年同月比では2.3%の上昇となった。1平米当たり単価は87.1万円。前月比で8.5%の下落、前年同月比では9.1%上昇した。
即日完売物件は全体の1.0%に当たる21戸。新規発売物件のうち、フラット35登録物件戸数は全体の98.1%に当たる2,061戸となっている。
(画像はプレスリリースより)
株式会社不動産経済研究所のプレスリリース
https://www.fudousankeizai.co.jp/