マンション発売数44.9%増、契約率も3.6%アップ
不動産経済研究所は4月19日、2021年3月度の「首都圏のマンション市場動向」を発表した。
これによると3月の首都圏におけるマンションの発売戸数は、前年同月比44.9%増の3103戸だった。契約数は前年同月比3.6%上昇の73.6%となっている。
地域別の発売戸数をみると、東京都区部が同13.1%増の1215戸、都下が同9.6%増の160戸、神奈川県は同45.4%増の39戸、埼玉県は同187.8%増の282戸、千葉県は同184.8%増の507戸だった。
マンション平均価格は2.8%上昇の6330万円
3月の首都圏におけるマンション1戸当たり平均価格は、前年同月比2.8%上昇の6330万円。平米当たり単価は同3.9%の下落し、93.5万円と100万円台を割った。
地域別の1戸当たり平均価格は、東京都区部が同10.2%上昇の8067万円、都下が同7.8%上昇の5677万円、神奈川県は同11.7%上昇の5577万円、埼玉県は同0.4%下落の4912万円、千葉県は同4.1%下落の4555万円となっている。
即日完売物件はなかった。3月末時点の翌月繰り越し販売在庫数は、前月末比534戸減の7357戸。2021年4月の発売戸数は、2000戸の見込みである。
(画像はプレスリリースより)
株式会社不動産経済研究所のプレスリリース
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