条件を満たす中古木造物件を対象として集計・算出
株式会社東京カンテイは、2021年4月8日、同年3月における中古木造一戸建て住宅の平均価格を発表した。
ここでの「価格」は、敷地面積が100~300平米で最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内といった条件を満たす中古木造物件を対象として、集計・算出されたもの。同社は、この「価格」の推移を考察するプレスリリースを、毎月発表している。
首都圏、2ヵ月連続の上昇を達成
今回の発表によると、2021年3月の首都圏における中古一戸建て住宅の平均価格は、3217万円となった。前月比ではプラス5.7%となり、2ヵ月連続の上昇を果たしている。
都県別に見た場合、東京都は前月比プラス4.1%の4917万円となり、2ヵ月連続の上昇をマーク。千葉県も、プラス0.3%の2349万円で2ヵ月連続の上昇を達成している。埼玉県は、プラス9.7%の2516万円となり、4ヵ月ぶりに上昇へ転じた。一方、神奈川県はマイナス0.5%の3288万円で下落へ転じている。
近畿圏、大阪府もプラス8.1%
2021年3月の近畿圏における中古一戸建て住宅の平均価格は、2640万円となった。前月比ではプラス5.9%となり、反転上昇を達成。府県別に見ると、大阪府がプラス8.1%、京都府はプラス27.0%もの上昇をマークしている。
中部圏は、前月比マイナス0.8%の2351万円となり、下落へ転じた。一方、愛知県はプラス2.3%の2848万円となり、2ヵ月連続で上昇を果たしている。
福岡県は、マイナス6.1%の2109万円となり、下落へ反転。しかし、前年同月比ではプラス1.7%となり、依然として1年前の価格を上回っている。
(画像はプレスリリースより)
主要都市圏・主要都市別/中古木造一戸建て住宅平均価格 月別推移 3月 - 株式会社東京カンテイ
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