平均価格と中央値価格に700万円の差
マーキュリーは7月16日、「2019年上半期のファミリータイプの新築分譲マンション相場の最新動向」を発表した。
調査によると首都圏・3LDK(ファミリータイプ)の、新築分譲マンションにおける平均価格は、前年同期比5.5%上昇の6059万円だった。中央値価格は5380万円で、こちらも5.5%上昇している。
また平均価格が中央値価格を700万円程度上回っており、一部の高額物件が平均価格を押し上げていることが伺える結果となった。
都区部の高額マンションが平均価格を底上げ
エリア別の平均価格と中央値価格を比べると、東京都が平均価格7537万円に対して中央値価格6608万円となっており、価格差が大きい。
その他のエリアでは千葉県の平均価格4656万円、中央値価格4511万円の差額145万円が最も大きく、どのエリアも100万円前後の差に収まっている。
このことから、中央値価格に対して平均価格が高くなっている要因は、東京都にあることがわかる。特に、中央値を上回る高価格帯の物件が数多く供給される都区部が、価格を押し上げていると考えられる。
マーキュリーは
昨今マンション価格は高値維持していると言われていますが、特に東京都のように高価格物件の価格の偏りが大きなエリアについては中央値の方が感覚値に近い数値と言えそうです
(プレスリリースより)
と述べている。
(画像はプレスリリースより)
株式会社マーキュリーのプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000089.000018769.html株式会社マーキュリーのホームページ
https://mcury.jp/