小規模オフィス2012年下期から賃料上昇
アットホームは8月26日、東京における2019年上期の小規模オフィス(50坪以下)の募集賃料動向を発表した。
アットホームの全国不動産情報ネットワークに登録された小規模オフィスのうち、東京主要エリアの平均募集賃料の動向について調査したもの。
調査によると、5~25坪以下の超小型オフィス、25~50坪以下の小型オフィスともに、2012年下期から賃料上昇が続いている。
2019年上期の募集賃料は、超小型オフィスが坪当たり1.54万円、小型オフィスが坪当たり1.63万円である。
「新宿」と「恵比寿・目黒・中目黒」が特に賃料上昇
特に募集賃料の上昇が目立つエリアは「新宿」と「恵比寿・目黒・中目黒」で、超小型オフィス、小型オフィスともに前期2018年下期からの上昇率がプラス10%超となった。
また「六本木」、「神田・秋葉原」、「品川・五反田・大崎」の3エリアでは、小型オフィスの賃料上昇率が同プラス10%超となっている。
今期の賃料を東京オリンピック招致決定前の2012年下期と比べると、超小型オフィスの上昇率はプラス16.7%、小型オフィスはプラス15.4%と、それぞれ大幅に上昇している。
上昇率が最も高かったエリアは、超小型オフィスは「新宿」のプラス40.7%、小型オフィスでは「渋谷」がプラス35.6%だった。
(画像はプレスリリースより)
アットホーム調べ
分析:アットホームラボ
アットホーム株式会社のプレスリリース
https://athome-inc.jp/