駅ごとの平均坪単価として算出
株式会社東京カンテイは、2019年9月17日、都営地下鉄三田線の西巣鴨駅~西高島平駅間における駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格から、駅ごとの平均坪単価として算出されたもの。なお同社は、同年9月10日に同線・目黒駅~巣鴨駅間の駅別中古マンション価格を発表している。
上昇に転じた志村坂上駅
三田線の西巣鴨駅~西高島平駅間において、中古マンション価格が最高値を示したのは、240万円の西巣鴨駅だった。同駅エリアは、2018年および2017年の228万円から上昇を果たす形となっている。
東京カンテイは、上昇に転じたエリアとして志村坂上駅に注目。同駅アリアは、190万円に下落した2018年から反転し、205万円をマーク。事例数が多く、築年数が若返ったことも受け、200万円台に乗っている。
本蓮沼駅も、188万円から一気に199万円へと上昇。200万円が目前に迫る勢いであり、好調ぶりを示している。
下落へ転じた高島平駅~西高島平駅間
一方で板橋本町駅は、平均坪単価が206万円となり、3%台の下落となった。しかし、事例数が増加傾向を示している点に、東京カンテイは注目している。
前期において上昇を果たした高島平駅~西高島平駅間は、下落へ転じた。特に高島平駅エリアでは、築古物件の割合が増えている点を、同社は指摘している。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/都営地下鉄三田線2 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/641