東京都区部の新規発売戸数は21.1%増
不動産経済研究所は9月17日、2019年8月度の「首都圏のマンション市場動向」を発表した。
調査によると、8月の首都圏におけるマンションの新規発売戸数は、前年同月比21.1%増の1819戸だった。
地域別の発売戸数は、東京都区部が前年同月比117.2%増の1201戸、都下が同22.9%増の129戸。首都圏における東京都全体の販売シェアは73.1%と、7割以上を占める。
神奈川県も同167.1%増の374戸と大幅に増加。その一方で、埼玉県は同71.0%減の63戸、千葉県は同89.3%減の52戸にとどまった。
平均価格は19.5%上昇
8月の新規発売戸数に対する契約戸数は1371戸で、契約率は75.4%。前年同月比で10.9ポイントの上昇、前月比では7.5ポイント上昇した。
1戸当たりの平均価格は、前年同月比19.5%上昇の6405万円。平米当たり単価は、同13.6%上昇の59.5万円だった。
即日完売物件は、浦和区の「パークホームズ浦和常盤ステーションプレミア 2期5次」(2戸)など、3物件11戸。
なお、9月の発売戸数は、3000戸の見込みだ。
(画像はプレスリリースより)
株式会社不動産経済研究所のプレスリリース
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