新築マンション23区と埼玉県の成約数が増加
アットホームは9月19日、8月期の首都圏における居住用賃貸物件の市場動向を発表した。アットホームの不動産情報ネットワークにて成約した賃貸物件のうち、物件成約数および成約賃料をまとめたデータである。
発表によると、8月の首都圏における居住用賃貸物件の成約数は1万2646件だった。前年同月比で10.2%減少し、9か月連続での前年同月を下回っている。
エリア別の成約状況をみると、埼玉県は新築・中古・マンション・アパートの全体ではマイナスとなったが、アパートは好調で、前年同月比11.6%増と2か月連続でプラスとなった。
また、新築マンションの成約数も新築・中古・マンション・アパートとの全てで減少となった。しかしながら新築マンションは23区と埼玉県がプラスに転じたことなどから、同1.9%までに減少幅が縮小した。
マンションの平均賃料は8.81万円
首都圏における1戸あたりの成約賃料は、マンションが平均で8.81万円となり、前年同月比で1.1%の下落。アパートの平均賃料は6.16万円で、同3.8%下落し、7か月連続で前年同月を下回っている。
2009年1月を100とする賃料指数は、マンションが87.9で前月比1.8ポイント低下。前月の上昇から、マイナスへと転じた。
アパートは93.3で同2.1ポイント低下し、こちらもマイナスへと転じた。
(画像はプレスリリースより)
アットホーム調べ
分析:アットホームラボ
アットホーム株式会社のプレスリリース
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