売り希望価格をもとに、駅ごとの平均坪単価を算出
株式会社東京カンテイは、2019年9月10日、都営地下鉄三田線・目黒駅~巣鴨駅間における駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとに、駅ごとの平均坪単価として算出されたもの。「現状価格」は、2019年5月~7月までの期間に集計が行われている。
好調が続く白金台、目黒駅も2桁の上昇
都営地下鉄三田線・目黒駅~巣鴨駅間において、駅別中古マンション価格が最高値をマークしたのは、487万円の白金台駅だった。同駅エリアは好調が続いており、今期も4%台の上昇を達成。2年前と比較すると63万円も上昇した形となり、500万円台への到達も視野に入りつつある。
同様に好調ぶりを示すエリアとして、東京カンテイは目黒駅に注目。同駅エリアの平均坪単価は359万円となり、前年の326万円から2桁の上昇を達成した。事例数も600件を超えており、築浅事例の割合も増加している点に、同社は注目している。
築古事例が増加した巣鴨駅
巣鴨駅は、8%台の反転下落となった。この下落について東京カンテイは、築古事例の増加を指摘。また、2桁の反転下落となった神保町駅については、事例数が少ないため個別事例の影響が大きいと考察している。
なお都営地下鉄三田線全線(目黒駅~西高島平駅)における駅別中古マンション価格は、276万円となっている。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/都営地下鉄三田線1 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/639