駅エリアごとに集計、平均坪単価を割り出す
株式会社東京カンテイは、2019年10月8日、都営地下鉄大江戸線の東新宿駅~汐留駅間における駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格から、算出されたもの。同区間の駅エリアごとにデータを集計し、平均坪単価として割り出されている。
勝どき駅の事例数が914件に
大江戸線の東新宿駅~汐留駅間において、中古マンション価格が最高値をマークしたのは、565万円の汐留駅だった。
東京カンテイは、東新宿駅の反転上昇ぶりに注目。東京メトロも乗り入れる同駅は、280万円をマークし、事例数も前期より55件増加して317件に達している。
また同社は、勝どき駅の事例数が914件となった点にも着目。同駅エリアは、価格こそ今期微減を示したが、ファミリー向けを中心として事例数は増加しており、同線内でも群を抜いている。
全線における平均価格は、334万円
春日駅から清澄白河駅にかけてのエリアは今期、上昇基調を示した。特に本郷三丁目駅は大きな上昇を示し、平均坪単価が330万円になっている。
なお、都営地下鉄大江戸線全線における中古マンションの平均価格は、334万円となった。前年度と比較して、金額で12万円、割合で3.5%の上昇を果たしている。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/都営地下鉄大江戸線1 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/650