個人間の賃貸借契約が簡単に行える新サービス
三井不動産リアルティは10月1日から、個人の貸主・借主間で締結する普通賃貸借契約にて、電子契約サービスの運用を開始した。契約手続きにかかる負担の軽減や利便性の向上、ペーパーレス化の推進を目的としたサービスである。
電子契約サービスの開発はLIFULLを通じて弁護士ドットコムが、Web完結型クラウド契約サービス「クラウドサイン」を提供した。
クラウドサインとは、「紙と印鑑」を「クラウド」に置き換え、パソコンで契約作業が行える、Web完結型クラウド契約サービスである。すべてがクラウド上で行えるので、スムーズに契約締結へと至ることができる。
郵送代や紙代、インク代、印紙代も不要でリーズナブルだ。また、契約書をクラウド上で一元管理するため、業務の透明性が向上し、記入漏れなどを未然に防止できる。
最短1日で契約締結が可能に
これまで、賃貸借契約の手続きでは、契約書への記名や押印を行った後、書類の郵送や返送をするなど、手間と時間がかかっていた。さらに、契約締結後は書類の管理・保存も必要となる。
今回、電子契約サービスを導入することで、以前は契約を締結するまでに約2週間かかっていた手続きが、最短で1日に短縮できるようになった。さらに書類をWeb上で管理でき、さまざまなデバイスからいつでもどこからでも確認できるなど、契約後の利便性も向上した。
(画像はプレスリリースより)
三井不動産リアルティ株式会社、株式会社LIFULL、弁護士ドットコム株式会社のプレスリリース
https://www.mf-realty.jp/news/2019/20191001_02.html