各駅エリアの平均坪単価として算出
株式会社東京カンテイは、2019年10月1日、都営地下鉄浅草線(西馬込駅~押上駅)の駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社データベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格を基に、同路線各駅エリアの平均坪単価として算出されたもの。
最高値をマークしたのは、430万円の高輪台駅
都営地下鉄浅草線全線における中古マンションの平均坪単価は、273万円となった。前年の結果と比較すると、価格で1万円、割合で0.6%の上昇を示している。事例数は、前年より37件増えて2793件をマーク。平均築年数は、22.5年から24.4年となった。
同路線において最高値をマークしたのは、430万円の高輪台駅。同駅エリアは、ファミリー向け物件が多く、2019年前期は築浅事例の割合が増えたこともあって、2桁の上昇を示していた。今期は3%台の反転下落となり、やや一服した感があると東京カンテイは考察している。
緩やかな上昇が続いている五反田駅
東京カンテイは、4%台の上昇を維持した浅草駅の好調ぶりにも注目。同駅エリアは今期、243万円をマークし、2年前と比較すると20万円上昇した形となる。同社はまた、五反田駅の堅調さも指摘。同駅エリアは、事例数400件弱で推移しており、緩やかな上昇が続いている。
なお、新橋駅が前期から大きな伸張を見せたが、この結果について同社は、事例数が少ないために個別事例による影響が大きく出たと分析している。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/都営地下鉄浅草線 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/649