主要都市圏・主要都市別で算出
株式会社東京カンテイは、2019年9月26日、プレスリリース『主要都市圏・主要都市別/新築木造一戸建て住宅平均価格 月別推移』の2019年8月版を発表した。
同リリースでは、100~300平米かつ最寄り駅から徒歩30分以内などの条件を満たす新築木造物件を対象として、平均価格の算出が行われている。
前月比マイナス8.0%の首都圏
2019年8月の首都圏における新築木造一戸建て住宅の平均価格は、3675万円となった。前月比ではマイナス8.0%となり、2ヵ月連続の下落を示す形となっている。
都県別に見た場合、東京都はマイナス8.8%の4434万円、神奈川県もマイナス8.7%の4007万円となり、共に3ヵ月連続で下落。また、千葉県がマイナス6.6%の3026万円、埼玉県もマイナス7.4%の3226万円となり、下落へ転じている。
首都圏全域での下落について東京カンテイは、各エリアで郊外物件が増加した点を考慮しつつも、同年1月以降継続している下落トレンドを反映した結果であると、考察している。
安定傾向の近畿圏、4ヵ月連続上昇の福岡県
近畿圏における新築木造一戸建て住宅の平均価格は、3138万円となった。前月比は横ばいとなり、安定傾向を示している。
中部圏は、前月比マイナス0.6%の3049万円をマーク。愛知県は、前月比マイナス7.5%の3134万円となり、下落へ転じた
福岡県は、前月比がプラス0.9%、前年同月比でもプラス2.8%の3059万円となり、4ヵ月連続の上昇を達成している。
(画像はプレスリリースより)
主要都市圏・主要都市別/新築木造一戸建て住宅平均価格 月別推移 8月 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/