駅エリアごとの平均坪単価として算出
株式会社東京カンテイは、2019年10月22日、東京メトロ丸ノ内線・池袋駅~新宿三丁目駅間の駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社データベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとに、同路線の駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。
300万円の大台に乗った御茶ノ水駅
東京メトロ丸ノ内線の池袋駅~新宿三丁目駅間において、中古マンション価格が最高値をマークしたのは、491万円の銀座となっている。同駅エリアは今期、2桁もの上昇を果たした。しかし東京カンテイは、物件そのものが44件に留まった点に着目。個別事例の影響が大きい可能性を指摘している。
同社は、330万円をマークした本郷三丁目駅の好調ぶりにも注目。同駅エリアは今期、9%台の上昇を達成し、2年前と比較すると43万円もの上昇を果たしている。さらに同社は、御茶ノ水駅の好調ぶりも指摘。同駅エリアは、2年前から上昇幅が拡大しており、今期は遂に300万円の大台に乗った。
新宿御苑前駅、事例数が増加傾向
東京カンテイはまた、新宿御苑前駅の事例数が増加傾向にある点にも着目。カップルタイプが多い同駅エリアでは、前年の258件から343件へと件数が急増。前期に示した2桁下落も、一段落した結果となっている。
なお東京メトロ丸ノ内線全線における駅別中古マンションの平均価格は、292万円となっている。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/東京メトロ丸ノ内線1 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/660