不動産に関わる全てのサービスを提供
ジョーンズ ラング ラサール株式会社(以下「JLL」)は、2019年10月28日、2019年1月~9月期における日本の商業用不動産投資額の速報値を発表した。
JLLは、不動産に関わる全てのサービスをグローバルな形で提供している総合不動産サービス企業。今回発表された値は、あくまで速報値であり、今後変更になる場合もあると同社は断りを入れている。
1月~9月期、2%プラス。2019年第3四半期、9%プラス
JLLの発表によると、2019年1月~9月期における日本の商業用不動産投資額は、3兆1590億円となった。前年同期比では、2%のプラスとなっている。なおドル建てでは、289億ドルとなり、前年同期比は同じく2%プラスとなった。
今回の発表では、2019年第3四半期における不動産投資額の速報値も明らかにされた。同期の日本の商業用不動産投資額は、9170億円をマーク。前年同期比では、9%のプラスとなった。なお、ドル建てでは85億ドルとなり、前年同期比は12%プラスとなっている。
不動産価格の高騰を受けた動き
この速報値についてJLLは、前年同期比がプラスマイナス0%であった2019年上半期と比して、2%のプラスが見られた点に着目する。このプラスは、第3四半期の増加によるものであると、同社は推察。そして第3四半期の増加は、不動産価格の高騰を受け、保有不動産を売却する事業会社などが増加したためと分析している。
なお、日本の商業用不動産投資を分析したレポート『JLLジャパン キャピタル フロー』は、11月中旬発行予定となっている。
(画像はプレスリリースより)
ジョーンズ ラング ラサール株式会社
https://www.joneslanglasalle.co.jp/JLL、日本の商業用不動産投資額 2019年1-9月期 速報値を発表 - PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/