駅エリアごとの平均坪単価として算出
株式会社東京カンテイは、2019年10月29日、東京メトロ丸ノ内線・新宿駅~荻窪駅間および同線支線・中野坂上駅~方南町間における駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社データベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとに、駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。現状価格については、2019年5月から7月までの3ヵ月間に、集計が行われている。
築浅事例が多く好調ぶりを示した西新宿駅
東京メトロ丸ノ内線の新宿駅~荻窪駅間において、中古マンション価格が最高値をマークしたのは、388万円の西新宿駅となった。同駅エリアは、今期12%台の上昇を果たしており、前期から上昇幅がさらに拡大。同線内でも比較的築浅事例が多く、好調ぶりを示している。
丸ノ内線の同区間について東京カンテイは、上昇と下落が入り混じった展開となっている点に着目。各駅で築年が上積みされた点を指摘しつつ、新高円寺駅および荻窪駅が上昇へ転じたことに注目している。
全線における平均価格は、292万円
東京メトロ丸ノ内線・支線では、全線における中古マンション平均価格が232万円となった。1年前と比較すると、4万円下落した形となっている。最高値をマークしたのは、242万円の中野新橋駅。同支線内で最多の事例数を誇る方南町駅が、価格において微増を示した点に、東京カンテイは注目している。
なお、東京メトロ丸ノ内線全線における中古マンション平均価格は、292万円となっている。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/東京メトロ丸の内線2、支線 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/663