7月の不動産価格指数(住宅)は113.6
国土交通省は10月30日、2019年7月の「不動産価格指数(住宅)」及び、2019年第2四半期分の「不動産価格指数(商業用不動産)」を公表した。
不動産価格指数は、2010年の平均価格を100とした指標。IMFなどによる国際指針に基づく指数とし、不動産投資環境の整備の促進を目的に作成しているデータである。
データのうち「不動産価格指数(住宅)」をみると、7月における全国の住宅総合価格指数は前年同月比0.7%増の113.6となり、56か月連続で上昇を続けている。
このうち住宅地の価格指数は同2.5%減の101.8、戸建住宅は同1.1%減の101.3、マンション(区分所有)は、同3.8%増の146.9だった。
「不動産価格指数(住宅)」を都市圏別でみると、南関東圏は同1.7%増の117.1。名古屋圏は同4.5%増の110.9。京阪神圏は同2.0%減の117.5となっている。
一棟マンション・アパートの価格指数は132.9
第2四半期における、全国の「不動産価格指数(商業用不動産)」は、前年同期比0.8%減の122.3だった。
このうち店舗は前年同期比7.1%増の145.2、オフィスは同7.6%増の115.9、マンション・アパート(一棟)は同1.1%減の132.9となっている。
(画像はプレスリリースより)
国土交通省のプレスリリース
https://www.mlit.go.jp/common/001313982.pdf