中野駅~木場駅間は11月19日に発表
株式会社東京カンテイは、2019年11月26日、東京メトロ東西線の東陽町駅~西船橋駅間における駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格から、駅エリアごとに平均坪単価として算出されたもの。同社は同年11月19日に、同線の中野駅~木場駅の駅別中古マンション価格を発表している。
前期から上昇幅が拡大した浦安駅
東京メトロ東西線の東陽町駅~西船橋駅間において、中古マンション価格が最高値をマークしたのは、203万円の東陽町駅。同駅エリアは、2%の上昇を達成したことで200万円の大台に乗った。事例数も450件前後で推移するなど、堅調ぶりを示している。
浦安駅も前期から上昇幅が拡大し、平均坪単価が159万円となった。また、同駅から原木中山駅までの各駅においても上昇傾向が見られる点に、東京カンテイは注目。行徳駅も、平均築年数こそ35年台に乗ったものの、今期も上昇を果たしている。
ファミリー向けが多い区間
なお、東京メトロ東西線全線(中野駅~西船橋駅)における中古マンションの平均坪単価は、204万円となった。2018年の結果と比較して、金額で8万円、割合で3.9%下落している。事例数は4370件、平均築年数は28.2年、平均専有面積は59.03平米となった。
東京カンテイは、同線における東陽町駅~西船橋駅間の特色として、平均専有面積が60平米を超えるファミリー向けが多い点を指摘している。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/東京メトロ東西線2 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/672