駅と直結する3つのビルを建設
森ビルが参画する虎ノ門一・二丁目地区再開発組合は11月25日、「虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業」に着工した。
この事業の開発地は、虎ノ門ヒルズエリアの中央に位置し、地下鉄日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅の整備と一体化したプロジェクトとなる。
駅と複合ビルを包括的に開発し、駅と連携した歩行者ネットワークなどの強化を図るとともに、オフィス・店舗・ホテル・ビジネスの拠点となる「A-1街区」「A-2街区」「A-3街区」の3棟のビルを建設する。
49階建てビルなど東京の国際競争力強化を目指す
「A-1街区」は地上49階・地下4階建てとなり、オフィス・店舗・ホテル・ビジネス発信拠点・駐車場などから構成される。
「A-2街区」は地上4階・地下3階建てで、店舗・駐車場などから構成され、両ビルが国道1号線と地下鉄「虎ノ門ヒルズ」駅を挟む形で連携する。
また、「A-1街区」西側に続く「A-3街区」は地上12階・地下1階建てで、オフィス、住宅、店舗、駐車場などによって構成される。
「虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業」は2016年2月に再開発準備組合が設立され、2018年3月の都市計画が決定された。同年11月の再開発組合の設立を経て、今回の着工へと至った。「A-1街区」、「A-3街区」は2023年7月、「A-2街区」は同年11月の完成の予定だ。
森ビルは、
当事業の推進により、国際的なビジネス・交流拠点を整備し、東京の国際競争力強化に貢献してまいります
(プレスリリースより)
と述べている。
(画像はプレスリリースより)
森ビル株式会社のプレスリリース
https://www.mori.co.jp/