ユーザー1978名および保有物件5510件が対象
株式会社MFSは、同社のオンライン不動産投資ローンサービス『モゲチェック不動産投資』のユーザー調査を実施し、その結果概要を2020年2月20日に発表した。
『モゲチェック不動産投資』は、不動産投資ローンのマッチングを図るサービス。同調査は、サラリーマン投資家を中心とする同サービスのユーザー1978名および保有物件5510件を対象として、実施されている。
平均年収は1064万円、最多年収層は700万円台
調査ではまず、『モゲチェック不動産投資』ユーザーの不動産資産額分布を分析。結果、全体の平均額は約1億円であることが明らかになった。ただし、区分所有マンション保有者の平均額が4600万円であったのに対して、一棟アパートでは1.4億円をマーク。金額の大きな一棟アパート保有者が、全体平均を押し上げる形となっている。
調査では、年収についても分析を実施。平均年収は1064万円、最多年収層は700万円台となったこの結果についてMFSは、銀行借り入れの審査基準に合致する高所得者が、同サービスの中心ユーザーになっていると考察している。
2%以上の高金利で借り入れている人、70%
調査では、『モゲチェック不動産投資』ユーザーの適用金利についても分析を行っている。調査の結果、ユーザーの70%が2%以上の高金利で不動産投資ローンを借り入れていることが判明。この結果についてMFSは、現時点での最安金利が1.5%程度であることに触れ、借り換えでメリットが出る可能性を指摘している。
同社は今後も、『モゲチェック不動産投資』のサービス改善に努めるとしている。
(画像はプレスリリースより)
不動産投資家に関する調査結果公開 - 株式会社MFS
https://www.mortgagefss.jp/pressrelease/944/