条件を満たす中古木造物件を対象として
株式会社東京カンテイは、2020年2月17日、プレスリリース『主要都市圏・主要都市別/中古木造一戸建て住宅平均価格 月別推移』の同年1月版を発表した。
同リリースでは、敷地面積が100~300平米かつ最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内といった条件を満たす中古木造物件を対象として、平均価格の算出およびその推移の考察を行っている。
首都圏、依然として弱含みの傾向に変化なし
同リリースによると、2020年1月の首都圏における中古一戸建て住宅価格は、3309万円となった。前月比はマイナス0.7%となり、2ヵ月連続の下落を示している。
都県別に見ると、東京都は前月比マイナス5.5%の5231万円、埼玉県もマイナス2.5%の2343万円となり、共に2ヵ月連続で下落。一方、神奈川県はプラス5.0%の3558万円となり、上昇へ転じた。神奈川県は+5.0%の3,558万円と反転上昇した。千葉県は、プラスマイナス0.0%の2236万円で横ばいとなっている。
この結果について東京カンテイは、首都圏は依然として弱含みの傾向に変化がないと考察している。
福岡県、前月比プラス15.3%をマーク
2020年1月の近畿圏における中古一戸建て住宅価格は、前月比プラス3.2%の2631万円となった。大阪府が上昇へ転じるなど、主要3府県全てが上昇したことで2ヵ月連続の上昇を果たしている。
中部圏は、前月比プラス1.8%の2302万円となり、3ヵ月ぶりに上昇を達成。一方、愛知県はマイナス2.8%の2700万円となり、3ヵ月連続で下落した。
福岡県は、前月比プラス15.3%の2201万円となり、4ヵ月ぶりに上昇へ転じた。前年同月比も、プラス5.2%をマークしている。
(画像はプレスリリースより)
主要都市圏・主要都市別/中古木造一戸建て住宅平均価格 月別推移 1月 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/kodatecyuko202001.pdf