住宅価格指数59か月連続で上昇-国交省調べ

国土交通省は1月29日、最新の不動産価格指数となる2019年10月の「住宅の価格指数」と、2019年第3四半期分の「商業用不動産の価格指数」を公表した。

これによると、10月における全国の住宅総合価格指数は112.0だった。前年同月に比べて0.1％増となり、59か月連続で前年同月を上回っていることがわかった。

住宅総合価格指数のうち住宅地の価格指数は同1.2％減の99.3、戸建住宅は同1.1％減の100.5、マンション（区分所有）は同3.0％増の147.4となった。

住宅総合価格指数を都市圏別でみると、南関東圏は同0.3％増の114.9、名古屋圏は同1.7％増の106.7、京阪神圏は同0.3％増の116.6である。

第3四半期における、全国の商業用不動産価格指数は、前年同期比0.2％減の124.0だった。

内訳では店舗が同4.7％増の145.5、オフィスが同2.8％増の147.7、マンション・アパート（一棟）が同2.4％減の132.6とっている。

なお、不動産価格指数とは、2010年の平均価格を100とした不動産価格の指標である。


（画像はプレスリリースより）




国土交通省のプレスリリース
http://www.mlit.go.jp/common/001326204.pdf