件数増加および業務の効率化を担う
iYell株式会社は、2020年3月5日、同社子会社が岩手銀行と提携して『iYell住宅ローンプラットフォーム』の提供を開始したと発表した。
iYellは、テクノロジーの活用により最適な住宅ローン提供を手がけている企業。岩手銀行と提携した子会社は住宅ローンの窓口株式会社(以下「JLM」)であり、『iYell住宅ローンプラットフォーム』は住宅ローンの件数増加および業務の効率化を担うサービスとなっている。
金融機関へ住宅ローン案件を紹介
JLMは『iYell住宅ローンプラットフォーム』において、金融機関への住宅ローン案件紹介を行っている。
これまで金融機関が住宅ローン業務に取り組む際は、住宅事業者やエンドユーザーからの直接相談が主たる営業手法となっていた。しかし『iYell住宅ローンプラットフォーム』では、iYellのサービス『いえーる ダンドリ』『住宅ローンの窓口online』と連携し、住宅ローン借り換えの見込み客データベースから情報が自動的に流入。新たな営業チャネルを、金融機関に提供している。
また『iYell住宅ローンプラットフォーム』では、住宅ローンに関する書類の取得や補完を「住宅ローンのプロ」が代行。案件の処理時間短縮も可能にしている。
不正リスクの軽減というメリットも持つ
『iYell住宅ローンプラットフォーム』はまた、不正リスクの軽減というメリットも持つ。「売ること」を目的とする住宅事業者ではなく、iYellが手続きを行うことで、中立的な立場での案件処理が可能だという。
iYellは今後、地方銀行を中心に提携をさらに拡大し、より多くの金融機関における住宅ローン業務を支援するとしている。
岩手銀行と提携し住宅ローンの件数増加および業務効率化を支援 - iYell株式会社
https://iyell.co.jp/20200305_iwagin/