首都圏、東京都の他は下落。2020年2月の新築小規模木造一戸建て住宅平均価格

株式会社東京カンテイは、2020年3月16日、プレスリリース『主要都市圏・主要都市別／新築小規模木造一戸建て住宅平均価格 月別推移』2020年2月版を発表した。

同リリースは、敷地面積50平米以上～100平米未満などの条件を満たす新築木造物件を対象として、平均価格の算出およびその推移を考察したもの。同社はこのリリースを、毎月発表している。

2020年2月の首都圏における新築小規模木造一戸建て住宅の平均価格は、4497万円となった。前月比ではプラス0.2％となり、小幅ながら上昇を達成している。

都県別に見た場合、東京都は前月比プラス4.4％の5417万円となり、反転上昇を達成。一方、神奈川県はマイナス0.1％の4036万円、千葉県もマイナス8.6％の3725万円となり、共に下落へ転じた。埼玉県は、マイナス3.2％の3648万円となり、2ヵ月連続で下落している。

首都圏の動きについて東京カンテイは、東京都以外全てが下落した点を重視し、弱含み傾向であると考察している。

2020年2月の近畿圏における新築小規模木造一戸建て住宅の平均価格は、3444万円となった。前月比はプラス0.3％となり、3ヵ月連続の上昇を達成。東京カンテイは、同圏の主要府県が全て上昇をマークした点に注目している。

中部圏は、前月比1.4％の3677万円となり、反転下落を示した。愛知県もマイナス1.9％の3720万円となり、下落へ転じている。

（画像はプレスリリースより）




主要都市圏・主要都市別／新築小規模木造一戸建て住宅平均価格 月別推移 2月 - 株式会社東京カンテイ
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