駅エリアごとの平均坪単価として算出
株式会社東京カンテイは、2020年5月12日、京急本線・八丁畷駅~上大岡駅間の駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとに、同区間の駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。「現状価格」の集計は、2019年10月から12月までの3ヵ月間に実施されている。
黄金町駅・南太田駅・井土ヶ谷駅が上昇
京急本線の八丁畷駅~上大岡駅間において中古マンション価格が最高値をマークしたのは、226万円の横浜駅となった。同駅エリアは、事例数も500件超と豊富であり、上昇幅も拡大。好調ぶりを示す結果となっている。
東京カンテイは、上昇を示した駅として黄金町駅・南太田駅・井土ヶ谷駅に注目。この3駅はいずれも、前期の下落から反転上昇を達成している。また同社は、上大岡駅の好調ぶりも指摘。同駅エリアは、平均築年数こそ30年手前で推移しながらも5%台の上昇を維持し、127万円をマークした。
鶴見市場駅、下落へ転じる
一方、鶴見市場駅は167万円となり、下落へ転じた。同駅エリアは、前期には8%台の上昇をマークしたが、築古事例の割合が増えたため今期は下向く結果となっている。
なお京急本線全線(泉岳寺駅~浦賀駅)の中古マンション平均価格は、188万円となった。1年前と比較した場合、割合で2.5%、金額で5万円の上昇を果たしている。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/京急本線2 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/742