シノケンアセットマネジメントが企画した投資法人
株式会社シノケングループは、2020年5月7日、シノケンリート投資法人を設立すると発表した。
同法人は、シノケングループの子会社である株式会社シノケンアセットマネジメントが、設立を企画した不動産投資法人。主としてシノケングループの開発物件に投資する予定であり、シノケングループは同法人に2億円の出資を行っている。
賃貸住宅不動産経営の醍醐味を、より広く提供
シノケンリート投資法人は、これまでシノケングループが一般のサラリーマンや公務員を中心に提供してきた賃貸住宅不動産経営の醍醐味を、より広い形で提供すべく設立される。
同法人設立に向けて同社は、2018年8月にREIT組成の準備を開始した。2019年10月には国土交通大臣より「取引一任代理等の認可」を取得し、2020年1月には金融庁への「投資運用業」の登録も完了。今回の設立発表に至っている。
2020年5月11日の正式設立以降、同法人は私募REITとして一定期間運用され、その後には上場も計画されている。
市場動向を見極めつつ上場準備を進める
シノケンリート投資法人は、シノケングループが30年にわたって培ってきた物件開発・管理ノウハウを結集する形で、同社開発物件への投資を行う。2020年夏頃を目処として総額100億円規模の私募REITを組成し、運用実績を出しながら300億円程度まで資産規模を拡大させる予定だという。
シノケングループは同法人において今後、市場などの動向を見極めつつ上場への準備を進めるとしている。
「シノケンリート投資法人」設立 - 株式会社シノケングループ
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