敷地面積50~100平米の新築物件を対象として算出
株式会社東京カンテイは、2020年5月11日、プレスリリース『主要都市圏・主要都市別/新築小規模木造一戸建て住宅平均価格 月別推移』の2020年4月版を発表した。
同リリースは、敷地面積50~100平米かつ最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内といった条件を満たす木造新築物件を対象として、平均価格の算出およびその推移を考察したもの。同社は、このリリースを毎月発表している。
東京・埼玉、下落。神奈川・千葉、上昇
2020年4月の首都圏における新築小規模一戸建て住宅の平均価格は、4540万円となった。前月比ではマイナス0.3%となり、4ヵ月ぶりに下落へ転じている。
都県別に見た場合、東京都は前月比マイナス0.8%の5350万円となり、2ヵ月連続で下落。埼玉県も、マイナス0.7%の3706万円となり、下落へ転じた。一方。神奈川県はプラス0.9%の4075万円、千葉県もプラス5.9%の3868万円となり、共に反転上昇を達成している。
首都圏の動きについて東京カンテイは、全体的には安定傾向であると考察している。
中部圏、2ヵ月連続の上昇を果たす
2020年4月の近畿圏における新築小規模一戸建て住宅の平均価格は、3403万円となった。前月比ではプラス1.2%となり、上昇へ転じている。また主要府県は全てが上昇に転じ、特に兵庫県と京都府は概ね同年2月の水準まで価格を回復した。
中部圏も、前月比1.6%の3887万円となり、2ヵ月連続の上昇を達成。愛知県も前月比プラス1.7%の3935万円をマークし、やはり2ヵ月連続の上昇を果たしている。
(画像はプレスリリースより)
主要都市圏・主要都市別/新築小規模木造一戸建て住宅平均価格 月別推移 4月 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/