住宅価格指数、2か月振りに上昇-国交省

国土交通省は7月30日、2020年4月・2020年第1四半期分の「不動産価格指数」を公表した。

これによると4月における全国の住宅総合価格指数は、前年同月比0.9％増の114.9。2か月振りの上昇となった。

このうち住宅地の価格指数は前月比1.0％増の99.8、戸建住宅は前月比.9％増の102.7、マンション（区分所有）は前月比0.6％増の152.7だった。

第1四半期における商業用不動産総合の価格指数は、前年同期比1.4％減、前期比0.5％減の121.7である。

このうち店舗は前期比0.4％減の141.9、オフィスは前期比4.2％増の145.0、マンション・アパート（一棟）は前期比2.4％減の131.4だった。

都市圏別の「不動産価格指数（住宅）」は、南関東圏が前月と横ばいの117.3、名古屋圏が前月比2.0％増の108.3、京阪神圏が前月比0.3％増の118.1。

このうち住宅地は南関東圏が前月比4.0％減の100.9、名古屋圏が前月比4.3％増の99.3、京阪神圏が前月比5.5％減の100.4だった。

戸建住宅は南関東圏が前月比0.7％増の101.7、名古屋圏が前月比1.3％減の99.4、京阪神圏が前月比0.3％減の102.5である。

マンション（区分所有）は南関東圏が前月比0.8％増の146.7、名古屋圏が前月比0.3％増の155.8、京阪神圏が前月比1.7％増の161.7となっている。

なお不動産価格指数は、2010年の平均価格を100とした指標である。

（画像はプレスリリースより）




国土交通省のプレスリリース
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001355951.pdf