2020年6月期は0.7%の増益
フロンティア不動産投資法人は8月17日、2020年6月期(2020年1月1日~2020年6月30日)の決算を発表した。
決算によると2020年6月期の純利益は、前期比0.7%増益の54億9900万円だった。一口当たり分配金は、前期比240円増の1万766円となった。
フロンティア不動産投資法人は、主として全国の商業施設を投資対象とする「商業施設特化型J-REIT」である。
当期は「TENJIN216」、「ララシャンス HIROSHIMA 迎賓館(底地)」、「ブランチ博多パピヨンガーデン(建物)」を新たに取得。これによって期末時における運用資産は、物件総数37物件、取得価格の総計は3390億円となった。
また、信用力の高いテナントとの長期固定の賃貸借契約を中心とした安定的なポートフォリオを維持しており、期末時の稼働率は100%となっている。
次期の一口当たり分配金は1万110円の見込み
次期となる2020年12月期(2020年7月1日~2020年12月31日)の純利益は51億6300万円、一口当たり分配金は1万110円の見通しである。
続く2021年6月期(2021年1月1日~2021年6月30日)も同様に増収を見込んでおり、純利益は53億6200万円、一口当たり分配金は1万490円と予想している。
(画像はプレスリリースより)
フロンティア不動産投資法人のプレスリリース
https://www.frontier-reit.co.jp/site/file/tmp-5KPdY.pdf