8月中古マンション成約価格は2962万円
不動産流通推進センターは9月10日、2019年8月の「指定流通機構の物件動向」を発表した。全国の指定流通機構(レインズ)から成約報告があった売買取り引き事例のうち、中古住宅に関するデータを集計してまとめたものである。
物件動向によると、2020年8月における中古マンションの成約件数は、前年同月比17.30%増の5749件。6か月振りにプラスへ転じた。
成約価格は、同7.00%上昇の2962万円。成約平米単価は同4.50%上昇の43万6200円となり、いずれも3か月連続で前年同月を上回っている。
専有面積は同2.32%増の68.75平米となり、3か月連続でプラス。築年数は同1.60%減の22.66年。こちらは43か月振りにマイナスに転じた。
首都圏の8月成約価格は3663万円
主なエリア別の、中古マンション物件動向は以下の通りである。
北海道の成約件数は前年同月比3.83%減の226件。成約価格は同8.97%上昇の1660万円。
首都圏の成約件数は同18.65%増の3009件。成約価格は同5.14%上昇の3663万円。
中部圏の成約件数は同7.71%増の405件。成約価格は同3.37%上昇の2149万円。
近畿圏の成約件数は同25.14%増の1344件。成約価格は同6.22%上昇の2402万円。
九州・沖縄の成約件数は同1.13%減の350件。成約価格は同17.35%上昇の2097万円。
(画像は、指定流通機構の物件動向-令和2年8月より)
指定流通機構の物件動向(令和2年8月)-公益財団法人 不動産流通推進センター
https://www.retpc.jp/