新築分譲マンションの最新動向として発表
株式会社マーキュリーリアルテックイノベーターは、2023年3月28日、プレスリリース『月例新築マンション動向(速報値)』の同年3月号を公開した。
同社は、不動産情報プラットフォームの提供などを手がける企業だ。同リリースは、同社が独自に実施した調査による新築分譲マンションの最新動向として発表されており、今回公開された2023年3月号では同年2月の東京23区における行政区別分譲実績データが明らかにされている。
2023年2月の東京23区、最高値は港区
今回の発表によると、2023年2月の東京23区において新築分譲マンションの平均価格が最高値となったのは、44550.9万円の港区だった。同区は、前年同月から29816.8万円も価格が上昇しており、平均坪単価も638.2万円から1397.1万円へと上昇。平均面積と供給戸数も、23区中トップとなっている。
2023年2月の東京23区では、千代田区も大幅な価格上昇をマーク。平均価格は前年同月の11736.5万円から22423.3万円まで上がり、平均坪単価も702.6万円から853.9万円へ上昇した。供給戸数は18戸にまで減少したが、平均面積は86.81平米に達している。
渋谷区、大幅な下落を示す
一方、渋谷区は大幅な下落を示した。2023年2月における同区の新築分譲マンションの平均価格は11646.7万円となり、前年同月から12248.2万円も下落。しかし価格そのものは23区中において、千代田区に次ぐ3位の水準を示している。
(画像はプレスリリースより)
『月例新築マンション動向(速報値)』2023年3月号発表 - 株式会社マーキュリーリアルテックイノベーター
https://mcury.jp/pressroom/1711/